米国FOXテレビの人気オーディション番組「アメリカンアイドルシーズン11」に出演して話題になったハン・ヒジュンが来る17日にデビューシングルを発表する。

　6日、所属事務所であるポラリスエンターテインメントによると昨年同番組の決勝進出者13名に選ばれ、生放送のステージ「トップ9」まで進んだハン・ヒジュンがデジタルシングル「Bring The Love Back」を韓国と米国の現地時間17日に同時発売するという。

　所属事務所の関係者はこの日、聯合ニュースとの電話取材で「ハン・ヒジュンが『アメリカンアイドル』出演を終えてから、自身の名前で歌を正式に発表するのは初めて」とし「国内の音源サイトとiTunes（アイチューンズ）を通じて初披露した後、しばらく米国に留まり、現地プロモーションに力を入れる計画」と説明した。

　ことし7月に米国で撮影した「Bring The Love Back」のミュージックビデオ（MV）は3日（現地時間）「アメリカンアイドル」のMCであり、現地で影響力のあるタレント、ライアン・シークレストの公式サイト「RyanSeacrest.com」のメインページで紹介された。

　同MVは映画「ストンプ・ザ・ヤード（Stomp The Yard）」「ルーザーズ（The Losers）」やクリス・ブラウンの「Fine China」のMVを演出したシルヴァン・ホワイト監督が製作。また「Bring The Love Back」のラップフィーチャリングに参加した実力派ラッパーのPusha TがMVにも一緒に出演した。

　「RyanSeacrest.com」は「Bring The Love Back」について「聴くと自然に体を揺らさざるを得ないビートとメロディー、覚えやすい歌詞が印象的だ」と評価した。

　また、ハン・ヒジュンは米国でシットコムに出演してみたいという意志を伝えており、来る11月のアルバム発売を計画していると付け加えた。