カン・スンユン（WINNER）のKPOP韓国音楽・歌手ニュースのwowKpop

7月29日（金）に放送された「私は1人で暮らす～シングルのハッピーライフ～」（MBC）に「WINNER」MINOが出演した。MINOの出演はことしに入り、1月に新居を公開して以降、3月と4月にも番組レギュラーであるウェブ漫画家キアン84とキャンプに行く模様が放送されており、これで4度目の出演となる。

とはいえ、今回は早々に同じグループのリーダー、カン・スンユンがMINOの家にやってきたので、2人の普段の様子はもちろんだが、カン・スンユンの大きな買い物があった分、どちらかというと、カン・スンユンが主役だった。

「WINNER」のバラエティー出演というと、直近では5月にメンバー全員で「知ってるお兄さん」（JTBC）に出演したが、このようにMINOとカン・スンユンが2人きりでプライベートな日常を公開するというのは、これまであるようでなかった。

また、この番組でグループのメンバーが家に遊びにやってくるという企画では、「SHINee」、「2PM」などもあったが、特に「SHINee」の場合、同い年のキー＆ミンホが、お互いのやることにいちいち口出しをする干渉タイプ。なんだかんだ言い合うけれど仲が良いという関係で、MINO＆カン・スンユンはそれとは正反対なので、キー＆ミンホの映像と比較されたりしていたが、こちらはこちらでほんわかとした仲の良さが十分に伝わってきた。

何より、カン・スンユンの人柄の良さがよく出ていた。MINOの家に来るのに、「手ぶらで来るのはなんだったから」と風呂敷包みを持参してきたのだ。中にはドーナツが入っており、完全に寝起きだったMINOも速攻で口に入れ、2人で立ったまま、モーニングドーナツをパクパク。

その後、MINOが売ろうと思っていたというキャンプ用品を一つ、二つと取り出すと、それに関心を示すカン・スンユン。そうなると、MINOは通販番組のプレゼンターのように商品説明を始め、カン・スンユンはそれに耳を傾け、完全に顧客状態（笑）。それでも、カン・スンユンがしっかりしていたのが、使っていないから新品だと言い張るMINOに、「新品だけれど、お前が所有したことで中古だよ」と指摘。MINOが「ビニールをはがしただけだって」と食い下がるも通用しなかった。

ここから始まった2人の金額交渉の駆け引きも見ものだった。「家族（のような関係）なのに、あんまりではないか」というカン・スンユンに、「お前はカン氏だろ？俺はソン氏」と線を引き、3アイテム（イス、ランプ、テーブル）をセットにし、30万ウォン（約3万円）を提示するMINO。

実はその前、1アイテムごとに金額を提示していたときはもっと安かったのだが、セットでまどわされたのか（？）、カン・スンユンは30万ウォンを受け入れ、売買成立。ちなみに、MINOいわく、カン・スンユンはほとんどキャンプをしないとか。なのに、上手く話すと、落ちるらしい。そのうえ、カン・スンユンはその場ですぐ、スマホで支払いをし、メンバー同士でもお金のやり取りがキッチリしていたのも目を引いた。

その後、MINOがカレーうどんとジャージャーうどんを作り、ランチタイム。白い服を着ていたカン・スンユンがMINOにエプロンを借りていたのも品の良さを感じたし、外出するため、MINOが着替えをするのを待っている間、番組のキャラクターぬいぐるみと自撮りをしたり、スマホで卓球の試合を見たりしながら、静かに待っていたのが、いかにもカン・スンユンらしかった。

さらに、先に部屋を出てコーヒーを買い、車を回してくるMINOを待つところまで、マナーも完璧だった。そんな2人のこの日の目的は、カン・スンユンの人生初の車を購入すること。車の運転を始めて、まだそれほど経っていないので、新車ではなく、中古車に決め、2人はMINOのクラシックオープンカーで中古車販売店へ。

すると、先ほどキャンプ用品を売ったように、ここでもセールストークを始めたMINO。カン・スンユンの付き添いで行ったのに、まるで車のディーラーと化していたので、この様子をスタジオで見ていたキーからもつっこまれていたが、結局MINOの誘導（？）通り、車種を決定。しかも、それを一括払いしていたのがこれまた男前だった。

こうしてカン・スンユンが初めて手に入れた車の助手席に最初に座ったのは、もちろんMINO。2人ともうれしそうにノリノリで歌いながら、ドライブをする姿が青春の1ページを見ているようで清々しく爽やかだった。