イ・ヒョリのKPOP韓国音楽・歌手ニュースのwowKpop

デビュー以来初となる単独公演でイ・ヒョリは、ミュージカルを思い起こさせるような印象的なパフォーマンスで会場を沸かせた。

19日午後、ソウル・蚕室（チャムシル）体育館で開催された＜天下無敵イ・ヒョリ＞は、ガールズヒップホップなどさまざまなダンスを駆使し、3時間の熱いコンサートを作り上げた。意外にも男性より女性の観客の声援が大きかった。

グループ＜Fin.K.L（ピンクル）＞からソロへ転身し、ライブの実力への論議を呼んでいたイ・ヒョリは、今回の単独公演が決まった際も「2～3時間、歌をライブでこなすことができるのか」という声も多かった。しかし、イ・ヒョリはそんな偏見をよそに公演開始から1時間半もの間、MCなしに華麗なダンスと歌を披露した。

ロングブーツ、ホットパンツ、ランジェリー、ダウンジャケットなどをまとい登場したイ・ヒョリは、風に長いウェーブヘアをなびかせ、腰を振ったり、クレーンに乗り観客の上を移動したりとファンを大いに魅了した。

ヒット曲『Hey Mr. Big』では、上半身を露出した筋肉質の男性らがイ・ヒョリを掲げたり、腕立て伏せをする男性の上に座り歌ったりとセクシーなシーンを演出した。

またイ・ヒョリはCMをパロディした映像を通し「グループとして活動し、ソロとしてもアルバムを成功させることができたが、その一方でライブに対する論議を呼んだ。2ndアルバムではパクリ騒動もあった。自信もなくなり諦めようかと思った時期もあった」と10年間の歌手人生について正直な心境を伝えた。

さらに1番歓声が大きかったステージは、今年で10周年となる＜Fin.K.L＞のメンバーらが駆けつけヒット曲を熱唱した場面。ソン・ユリ、イ・ジン、オク・チュヒョンはイ・ヒョリのために『永遠』と『ルビー』を歌った。ソン・ユリとオク・チュヒョンは歌う途中涙を流し、イ・ヒョリは「1番幸せな瞬間」と喜びを隠せなかった。