独特の渋い歌声が人気の韓国歌手JKキム・ドンウクが、15日に大阪の西文化会館・ウェスティ、16日に東京の光が丘IMAホールで、日本で初めてのソロライブを行った。これまでのヒット曲やドラマ挿入歌として日本のファンにも馴染みのある曲などを、次々熱唱した。
　キム・ドンウクは、16日の東京公演で「初めて日本でコンサートができてとてもうれしく、皆さんに会えて本当にうれしい。言葉は分からない、歌もよく知らない、顔も初めて見たという人もいらっしゃるでしょうが、心で聞いてください」とあいさつした。

　公演後、聯合ニュースの取材に応じたキム・ドンウクは「バンドのメンバー全員を呼ぶことができず残念だったが、ファンの愛情と声援で感動的な公演になった」と、初ライブ成功のよろこびを語った。また、初ライブで小規模公演にもかかわらず、細かい部分まで気を配り声に合わせた繊細な調整をしてもらったと、音響などスタッフ陣への感謝の言葉を伝えた。

　韓国語を学んで手紙を書いてきてくれる日本のファンもおり、努力して愛情を示してくれることにとても感謝し、申し訳ない思いもしているというキム・ドンウクは「歌手である自分や韓国の俳優たちは、その情熱に恩返しする方法を探し、もっと努力しなければならない」と強く語った。

　国内では、来月16～19日にソウル・忠武アートホールでコンサートを行うほか、同20日にファンミーティングの開催も検討している。年末か来年初めには5枚目のアルバムをリリースする計画だ。