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フィソン、キム・ボムス、ボビー・キムの3人が、25～27日にソウル・オリンピック公園体操競技場でジョイントライブ＜ザ・ボーカリスト＞を開催する。

フィソンはR＆B、キム・ボムスはバラード、ボビー・キムはソウルを代表する実力派歌手。先月30日に行った記者会見で、3人は「それぞれのカラーを持つ自分たちが、ひとつのステージでどのような結果を生み出せるか楽しみ。うまく合わないようでいて、よく合うチーム」と口をそろえた。

キム・ボムスは、ボビー・キムの音楽について名だたる先輩歌手らのような深みがあると、フィソンについては「歌うには劣悪な条件を持ちながら、それを克服したボーカル。人間の勝利だ」と賞賛した。これにフィソンは、今回の公演は2人の実力ある先輩歌手が「どんな声を出し、どんな感性でリズムに乗るのか、金を払わずにレッスンが受けられる最高の機会」だと語る。

ボビー・キムは、キム・ボムス、フィソンとも鳥肌が立つほど「恨（恨み、怒り、悲哀などの感情）」が宿ったボーカルだと評し、彼らを通じ自身も歌手として反省する部分もあり、共演できて光栄だと話した。

公演では、それぞれのソロステージのほか、ミュージカル形式で2人または3人でも歌を披露する。曲目は、酒を酌み交わしながら3人で選曲した。互いに音楽カラー、ライフスタイルは異なるが、練習をすると見事に調和し、思いがひとつになったという。ボビー・キムは、フィソンのR＆Bにはソウル的感覚があり、自身の歌にはポップスの要素があるように、音楽的に似ている部分も大いにあり、「ぼくたちが出会う地点というのが、明らかにある」と説明した。

フィソンは「最後のステージが終わったら、充実した気持ちで、3人で静かに杯を傾けたい」と話した。