CODE-VのKPOP韓国音楽・歌手ニュースのwowKpop

2010年、デジタルシングル「中毒」で韓国歌謡界にデビューした5人組グループ「CODE-V」。全員がメインボーカルを務められるほどの高い歌唱力を誇り、アイドルを超えた実力派ボーカルグループとして注目を集めている。

　来る5月30日には満を持しての日本正式デビューシングル「君がくれたもの」をリリースし、活動の場を日本に広げる。とはいうものの、彼らはデビュー前から日本各地でライブを決行しており、昨年12月には日本プレデビュー・シングルを発表している。また、東日本大震災で甚大な被害を受けた福島県を訪問し、「歌で勇気を届けたい」という5人の思いを形で表現するなど、地道な日本活動を展開してきた。

　抜群の歌唱力は然ることながら、洗練されたダンスパフォーマンスでも多くのファンを魅了。そんな「CODE-V」の素顔、そして音楽にかける情熱に迫った。現在、日本に滞在中という5人。掃除や洗濯、食事に至るまで、メンバー同士が協力しながら充実した生活を送っているそうだ。来日して4か月（4月下旬、インタビュー当時）、5人とも語学も堪能で、インタビューはすべて日本語で行われた。

－外国で自分たちで身の回りのことまでをこなすのは大変なのでは。
ソル:大丈夫です。今は日本の文化にも慣れないといけませんので。活躍できるようになったら家政婦さんを雇いたいと思います（笑）。

－（共同生活する上で）メンバーに直してほしいところは。
ルイ:末っ子のジェウォンが靴下を裏返しのまま脱ぐことです。注意しても聞かないんですよ（笑）。
ジェウォン:それは癖だから、しょうがないんです。誰かが元に戻してくれるので、問題ありません（笑）。

－最近覚えた日本語は。
ソル:「みんな、べっぴんやな～」、「めんこい」。地方に行くことも多いので方言を覚えました。あと、「君、かわうぃ～ね～」（笑）。
サンウ:最近は、写真や映像を見ながらですが、ニュースも理解できるようになりました！　
ナロ:日本なのに、テレビでもCMでもハングルを見かけるので不思議です。
サンウ:（釜山出身の）ルイさんは、それを見ながらハングルの勉強をしています（笑）。

－福島での慈善コンサートについて。
ソル:思ったよりも皆さん元気で、反対に僕らが元気をもらいました。
サンウ:正直、（行くことに）不安もありましたが、福島の方々が僕たちを温かく迎えてくださって、感動しました。
ルイ:福島の方々が情熱を持って応援してくださるので、うれしいです。

－日本で印象に残っていること。
サンウ:全国各地に行かせていただいていますが、どこへ行っても温かく歓迎してくださるので、どの都市も大好きです。
ナロ:日本はその場所によって個性や特徴がよく見えて楽しいです。
ソル:いろいろなものを食べました。札幌のカニとジンギスカン、鹿児島の黒豚しゃぶしゃぶ、熊本の馬刺しなどが特に美味しかったです。

－5月30日に発売となる日本デビュー曲「君がくれたもの」について。
サンウ:別れた後に、恋人の大切さに気づくという男性の切ない気持ちを歌った曲です。

－曲の内容と同じようなシチュエーションになったとき、自分ならどうする。
ジェウォン:彼女を探して「許してほしい」と告げると思います。
ソル:もう一度告白して、気持ちを取り戻すように努力します。
ルイ:跪いて許しを請うと思います。謝りすぎて、ひざが擦れちゃいました（笑）。
サンウ:彼女に思いを綴った手紙を書きます。
ナロ:本当に好きな彼女だったら、許してほしいとお願いするしか方法はないと思います。

－日本での休日の過ごし方。
サンウ:電車に乗って、写真を撮りに出かけます。一人で行くことが多いので、よく道に迷ってしまいます。
ナロ:最近は家で映画を見たり、音楽を聴いたりします。それから、ネットサーフィンも好きですよ。
ソル:ナロさんは、韓国の新人アイドルに興味があるので、インターネットで研究しているそうです（笑）。
ルイ:僕とソルさんは釣りに出かけます。

－もし歌手になっていなかったら。
ソル:僕は料理が好きなので、シェフを目指していたと思います。
サンウ:ソルさんはキムチチャーハンが得意で、とってもおいしいですよ！　
ナロ:ソルさんがシェフになったら“イケメンシェフ”として大人気でしょう！　
ジェウォン:僕は英語の先生です。幼い頃、イギリスで生活していたので英語が得意です。でも最近、英単語を忘れてしまって…。それが、自分でももったいないなと感じています。
サンウ:会社員になっていると思います。
ルイ:道端で物を売っている人かな。でも、やっぱり僕も会社員ですね。
ナロ:僕はプロデューサーです。歌手になっていなくても、音楽に携わる職業に就いていたと思います。

－日本ファンの印象を教えて。
ナロ:年齢層が幅広く、情熱的だと感じています。
サンウ: 20代から90代まで幅広いファンが応援してくださり、光栄に思っています。
ナロ:韓国では10代から20代ファンが多いのですが、日本に来て年齢層の幅広いファンの方々が応援してくださっていることを知り、最初は驚きました。握手会には、病気で体調を崩していた、というファンの方も参加してくれました。そのファンが「歌で、元気をもらいました」と言ってくださったとき、僕たちは幸せなアーティストだなと感じました。

－ファンの皆さんへメッセージ。
ソル:僕たち「CODE-V」は、皆さんにとって身近な存在でありたいと思っています。これからも頑張りますので、応援してくだちゃい。最後の“ちゃい”が大切ですよ（笑）。
ジェウォン:（今の発言を聞いて）ムカムカするでしょ？　間違えました…。ムカつくでしょ（笑）。
ルイ:僕たちは新人歌手ですが、メンバー5人がそれぞれ違う魅力をもったグループです。これからもたくさん応援してください！　
ジェウォン:5月30日、日本でデビューしますので、ぜひCDを買ってくださいね。
ナロ: 4曲が収録されたシングルをリリースします。本当に努力して作ったシングルなので、期待してください。
サンウ:これからも「CODE-V」の成長を楽しみにしていてください。頑張ります！　

　そんな「CODE-V」は日本メジャーデビューを記念し、来る7月28日（土）東京・SHIBUYA-AX、8月9日（木）大阪・なんばHatchにてワンマンライブを開催する。